(1)WordPress.com (容易に始められる無
(1)WordPress.com (容易に始められる無料のほう)と、アメーバやFC2などの大手無料ブログとの違いを教えてください。
(2)無料でやる以上、WordPress.comのほうも何らかの理由で記事が消える、消されるなどの不測の事態がおこる可能性があるのでしょうか?
将来的な視点やリスク・信頼性の観点から考慮すると有料サーバーとドメインを契約してのWordPressがいいというのは分かるのですが、
ランニングコストと私の発信したい記事のテーマを考えると二の足を踏んでしまいます。
色々な機能制限があることは分かりますが、商用ではない、コラムや雑感・エッセイなどがテーマのブログをメインで書くのでも、一生大量に書き続ける目的なら有料でWordPressを使うべきでしょうか。
今のところビジネス目的でないので、収益については気にしませんが、それでもできれば多くの人に読んでもらえるような良質で中身のある記事を末永く書いていきたいので、大手無料ブログで時々聞くような、記事の内容が何かの規約に触れたためにある日突然すべて消される、といった心配のない環境でブログを始めたいです。
ビジネスとしてのブログ運営に興味がないわけではないのですが、有料のサーバーやドメイン契約をして、その費用を回収できるほど自分に価値のある情報を発信できる自信もないですし、自分の本当に発信したい内容を考えるとあまり成果につながるとも思えません、しかしブログ自体は今後長いスパンで自分の知的な財産として育てていきたいと思っています。
長くなってしまいましたが、こういった事情を踏まえた上で(1)(2)の質問をさせて頂きました。
回答いただけると幸いです。
投稿日時 - 2017-12-06 21:06:45
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回答(1)
WordPressというのは自分で運用する場合の技術的選択肢のひとつであって、アメーバなんかと比較するようなものではありません。
比較するのであれば、自分でサーバーを持ってサイトを運用するのと、すでに看板を掲げて使わせてくれるサーバーを利用するかという視点です。
これは簡単な話で、人のお金でやっている場所に出かけて行って店を張るのと自分の持っている土地で建物ごと作って店をやるのの比較です。
当然ですが、他人が金出してやっているところで商売するならば、そこの規約の範囲にしばられます。そこでお客に失礼を働いたりするなら、他の店に迷惑になりますから出ていけとなるのは当然といえば当然です。
自分の不動産でやっているなら、やめろも出ていけもありません。
しかし、サーバー自体は自分のものだけど、土地は借りている場合、つまりレンタルサーバーで自Webサーバーを作るのであれば、その土地の持ち主に苦情を言われる可能性はあります。狙い撃ちで攻撃を受けるようなことがあったりすると、土地の持ち主つまりレンタルサーバー業者に警告を受けることがあり得ます。
土地も建物も他人のものである場合、つまりアメーバやFCやソネットなどの話ですが、これはサイト自体は最初から強いという性質があります。
それらは繁華街でなんとかモールといっているようなところに場所を借りてやりますから、最初から人通りがあります。その意味で人の目にとまりやすく、気をひくようなことをしたら早めに話題になることができます。これは自分で独自にサーバーをたてたときよりもはるかに有利です。
だから、始めるなら無料サーバーから始めるのが最適です。コツがわかり力がついてきたら自サーバーにスイッチするのが一番賢い方法です。
とはいえ、注意すべき無料サーバーは当然存在し、アメーバなんかはその右翼です。話題が集まると炎上しやすい。また、話題について主催者が選びますから、うっかり話を展開するとある日突然無くされます。
FCはそういうことがありませんが、どちらかというとアダルト系をしている人間が集まっているサーバーなので、検索上の偏見がある場合があり、他人の不評のとばっちりをこうむる可能性があります。
そうでなく、まともな無料サイトを選ぶべきです。中ではソネットなんかが健康なブログが集まっているところなので、安定しています。
WordPressというのはサーバーのプログラムであって、要するに店を作る場合のプレハブです。無料サイトではすでに建物があるのに対し、こちらは自分で組み立てるのです。だから、WebソリューションとかPHPなんかに詳しい人間だったら、自分が思うような店の建物にすることができるのが強みです。プレハブですから、材木を探してきて切るとかそういう苦労は必要ありません。
もちろん、WordPressというプログラムを置くのですから、無料のサーバーでは不可能です。有料のサーバーを借りて、そこにWordPressを置かせてもらうのです。あるいは、サーバーマシンを自分で買って自分の家に置き、それにグローバルIPアドレスを申請してDNSを立ち上げて1から始めるということをすれば、初期費用はかかりますが、それ以後は自宅ですからかかりません。その代りハードウェアが故障したりしたときのリスクは自分が全部負います。またDDOS攻撃のようなことを受けたときの対処も自分が立ち向かわなければなりません。
レンタルサーバーにお金を払うというのはそういうことをすべて引き受けてもらうことなのです。
そのプレハブであるWordPressのプログラム自体が、基本部分は無料ですが、サポートやいろいろなことを欲しければ有料になるというだけのことであり、無料のWordPressというソフトウェアを採用したら、無料でWebサーバーが運用できるわけではありません。
Webの構造や運用を知らないで、JavaやPHPやRubyやPythonというような開発方法をかけらも知らないのであれば、WordPressは宝の持ち腐れになります。いくらプレハブでも釘の打ち方もかんなのかけ方も知らないなら、建物になりようがないでしょう。
投稿日時 - 2017-12-07 00:07:23
回答ありがとうございます。
大変解りやすい例えを用いた詳しい説明、とても勉強になりました。
今後の参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
投稿日時 - 2017-12-08 23:03:17